ぬじろぐ

好きなゲーム発表ぬこちゃん

ポルノグラフィティ 「アゲハ蝶」の歌詞を見ていく


過去の記事を編集しての再放送*1です。

何を目的にした記事?

歌詞を勝手に深読みして遊ぼうという記事です。
完全に個人の勝手な解釈なので本気にしないでください。


これは何の歌なのか問題

「僕」「旅人」「あなた」「アゲハ蝶」がそれぞれ誰なのかわかれば大体わかる…気がする!

「旅人」とは誰か?

憧れや目標を持っている(おそらくは特定の誰かへの恋心を抱いている)自分のこと。
と解釈するのが一般的でありましょう。
いや、そんなことは「彼は僕自身だった」って言ってるんだから分かりきってるだろって話になるんですが、ちょっと待ってください。

そもそもこの曲、なんの話してるの?っていうと
タイトルになっている「アゲハ蝶」が
・夏の夜+蝶=シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』を連想する
・喜びとしての~ 憂いを帯びた~
この辺の表現を考えるに、恋に踊らされた人間の話なんでしょうね。
そしておそらく一目惚れだ。
なぜって、『夏の夜の夢』がそういう話だから。
2番でも「もしこれが戯曲なら~」と歌っており確実に意識している。

僕=旅人なのか?

サウダージでもそうなんだけど、この頃のポルノグラフィティの歌って「気持ち」と「自分」を分ける傾向があるよなと…
恋じゃなくても憧れとか…「いろんな感情を抱いている自分」と「それを他人事みたいに見ている自分」っていうのかな 。

サウダージ

「私は私とはぐれるわけにはいかないから」
「いつかまた逢いましょう」
「サヨナラ恋心よ」
「許してね恋心よ」

だもんよ。
「私」「私とはぐれるわけにいかない私」「恋心(を持っている私)」
出だしのサビだけでもう3つ自我がある。

「私が思う私」というアイデンティティーを保つために、おそらくは失恋に終わった恋心を「私」から切り離してるんだよね。
ここ詳しく掘っちゃうとサウダージの解釈記事になってしまうので止めます。

つまり、恋だと自覚した上で意識的にサヨナラしているサウダージ

このままでは私はダメになる…私でいられなくなる
(っΦωΦ)ΦωΦc)
( ΦωΦ⊂彡☆))Д´) パーン
じゃあの!
( ΦωΦ)ノシ (っΦωΦ)ひど…

対して、自分の気持ちを自覚せずに他人事のような感覚で「そう、じゃあお気をつけて」なんて見送ってしまったら、そのまま戻ってこなかったルート、それがアゲハ蝶

あーちょうちょきた
( ΦωΦ) 🦋〜
(ΘωΘ🦋)きれい
🦋〜(ΦωΦ )あーちょうちょ行っちゃう

そもそも「旅人」だと思ってるのに「ここに未だ還らない」ってのも不思議な感じするしね。
旅人って帰ってくるものではないじゃないですか?旅人の実家かよ。実家なんですよ… 無意識にわかっていたのではないか?
しかもよく見たら 帰らないじゃなくて「還らない」のほうの字を使っている
これは「帰る」よりもスケールが大きい…例えば死後に魂が還る場所とか、自然に還るとか、そういうニュアンスで使われる。

あなた=アゲハ蝶なのか、アゲハ蝶=どこかへ行ってしまった「僕」の心なのか

世界が表情を変えた

「表情を変えた」が使われるのはニュアンス的には悪い意味が多い気がするけどどうだろう。
「だけで良かった"のに"」と逆接で接続されているあたりからも、ここは悪い意味での「表情を変えた」なんだと思う。

ステージの上ではニコニコして手を振ってくれていたアイドルに、個人的にお近づきになりたいと思うようになり住所突き止めて直接会いに行ったら怯えられるみたいな?そりゃそうだ
やめろ!そんな例を出すんじゃない!
( ΦωΦ⊂彡☆))Д´) パーン

世の果てでは空と海が混じる

ここもなかなか解釈が分かれるところらしい。
っていうかこの曲自体全部が暗喩なんで解釈が分かれまくりなんですけれども そのおかげでこんな解釈を勝手に垂れ流してるわけですが
へぇっへっへ
‪(Φ∀Φ)‬(ΦωΦ)
なにがおかしい
( ΦωΦ⊂彡☆))Д´) りふじん!

空と海って完全に離れてるもので、本来なら絶対に交わらない存在ですよね。
だけど地平線の彼方から見たら隣り合っているように見える、そういう夢を見ている。

「荒野に咲いたアゲハ蝶 揺らぐその景色の向こう 近づくことはできないオアシス」

これも同じで、
荒野に現れるオアシス=蜃気楼で実在しない
すぐ近くに存在しているように見えるけど、絶対に近づくことはできない(けれど喉が渇いている旅人は必死で追いかける)

つまりどちらも「手を伸ばせばすぐ届きそうに見えるけど絶対に触れることはできない存在」なのです。
大事なことなので二回言いました。

僕の肩で羽を休めておくれ

2回説明されてしまったのでもうわかりますね。
荒野に咲いたアゲハ蝶=絶対辿り着けない蜃気楼=空と海の関係です
手を伸ばせばすぐ捕まえられそうに見えるけど捕まえることはできないし、蝶々の気まぐれですぐどこかに行ってしまう
制御することはできない
自分のものにならなくていいからせめて夢を見せ続けてほしい、って感じかなあ
ここでもまだ「出来たら愛してください」とか言ってるのがあきらめ悪いがw

いや、荒野=花が咲いていない、恋とかいう感情はもう枯れ果てた心の中
そこに咲いたアゲハ蝶=感情
と解釈するなら、もう戻ってこないと思っていた感情が蜃気楼のように現れた、捕まえられないものだとしてもせめて幻として側にいてくれ、自分自身に対して自分を少しでも好きでいて欲しいって感じかも知れない。
どっちを取るかですね
(っΦωΦ)(ΦωΦ˘)解釈ってそんなゲームだっけ…

多分関係ない話

具体的な種

日本で一般的にアゲハ蝶っていうとキアゲハ、ナミアゲハあたりだけど、種類は何だろう?
確かに黄と青と黒が入ってるけど、漆黒の羽って感じではないもんな。
曲調からして南米産の…いや、黒主体の羽の色だと黄色ってあんまりなくて(たぶんそういうこと気にしてはいけない)

アゲハ蝶ってだいたい昼行性じゃない?

もしかしてアゲハ蝶ではないのでは
→アゲハに擬態するガもいるから、もしかしたらガをアゲハと間違えて「あのアゲハ蝶きれいだったなぁ…」っと美しい思い出として忘れられなくなってしまった人間の話なのか…?
それなら、そんなアゲハ蝶は存在しない(蛾だから)ので探しても永遠に捕まえられないのは道理
とも一瞬考えたけど、これはいくら何でもひねくれた解釈過ぎるだろうと思ったのでなかったことにしました。

*1:サーバー代の払い忘れで20年やってたホームページが吹っ飛んだため、バックアップから面白そうな記事を発掘して再利用しようというコーナー