7歳=とおりゃんせで思い出したのですが、「あぶくたった煮え立った」という輪になって歌う遊びがあります。
多分地域によって違う所もあるのだろうけど、こんな感じ。
数人で輪を作り、鬼役の子が真ん中に入ってしゃがみます。「かごめかごめ」の要領です。
あぶくたった にえたった
煮えたかどうだか食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ(鬼役の子の頭をぐしゃぐしゃにして、食べる仕草をする)
まだ煮えない(※くりかえし)
あぶくたった にえたった
煮えたかどうだか食べてみよう
むしゃむしゃむしゃ
もう煮えた戸棚にしまって鍵かけて
(※以下、寝るまではその時によってアレンジ。どれだけ細かく言えるかがポイント)
お風呂に入って
歯を磨いて
お布団しいて
電気を消して
さあ寝ましょトントントン 何の音?
風の音
あ〜よかった。トントントン 何の音?
(※繰り返し、内容はアレンジ)トントントン 何の音?
お化けの音!
(※ここで一斉に逃げる)
こうやって書き出してみると結構長い遊びですね…しかもアレンジ部分が多い。
疑問なのは、一体何を煮ているのか?というところ。
煮ている時にちょいちょいつまみ食いしているくせに、何故か煮えたものをすぐ食べないで、戸棚にしまうんですよね…
私がこの遊びをしていたのは幼稚園の時なのですが、当時からずっと、人間を煮て食っているんだと思ってました。
だって、真ん中にいる子が煮られてる役なんですもん。
その子が、「お化けの音!」の号令で鬼役になって追いかけてくるんですよ。
煮て食われた人が幽霊になって仕返しをしに来るんだ!と思ってました。
物音にいちいち「あ〜よかった」と言っている辺り、何かが来るのを恐れてる感じじゃないですか。
だから、みんなが無邪気にこの遊びをしているのがちょっと怖かったんです。
…と思っていたら、そんな事を思ってたのは私だけらしく「豆を煮てる」とか「茄子を煮てる」とかいう回答が出てくる。
人間を煮てるんじゃなかったら、最後に出てくるお化けは一体何だ?
知ってる方、教えてください。