親指探し 件の作者についてはリアル鬼ごっこで懲りたので読んでないのですが。
興味があるのは元になったと思しき都市伝説のほうで…原作に出てくる親指バージョン自体はどうも実在しない…というか、都市伝説として流布するには少し無理がある設定のようですね。
ただ、親指ではありませんが、私が小学生の頃これの小指バージョンのようなものを聞いた覚えがあります。
どのくらい分布してるのかはちょっと気になったり…
詳しい手順は以下の通り。
- 皆で小指を指きりする時のように繋いで輪になり、目を閉じる(人数の指定は特になかった気がする。)
- すると異世界に行き、ずっと向こうまで続いている道がある
- 気付くと自分の片手の小指がない
- 道を進んで行くと、小指の山がある
- その山から一つ小指を取って帰ってくれば良い
- 小指は他人のものだが、戻ってくれば自分の手にくっついている
- ここで手を見せて、「ね、だから私の小指右と左違うでしょー?」と信憑性を持たせる(右と左の手が全く同じ人間などいないので、この時点で既に引っ掛け)
- この話を聞いた者は、同じ儀式をして小指を取ってこなければならない。でないと呪いにかかって死ぬ。
- 輪になって目を閉じる…が、異世界に行くわけは無く(笑)目を開けると目の前に変顔をした友人が「やーいひっかっかったー」というオチ。
私が小学4、5年の頃なのでだいぶ昔の怪談ですか。
そういえばコックリさんなんかも流行った(やったことはないけど)今の小学生もやるのだろうか、あの類の心霊遊び。