ぬじろぐ

配布とフレンドに全力で寄りかかるソシャゲ日記

寮に引っ越す夢

学校のシステムが変わり、全寮制になったので引っ越すことになった。
とはいってもその寮、家賃が安いだけでご飯は出ないらしい。そんなの寮といえるのか。家賃だけの問題なら、多少金がかかっても一人のアパートに住んでいるほうが余程気が楽なのだけれど。

寮の部屋は広く、でも新しくはなくといったところ。
3人部屋で、昔行った事がある山の中の貸し別荘みたいな感じだった。ダイニングテーブルの置いてある居間と、その気になればバーベキューくらいは出来そうなベランダと、3畳くらいの廊下、3人分の寝室。

大体、その寮に行きつくまでに時間がかかった。
学校の場所が変わってしまったので、そちらに行くのに迷い、更に寮に辿りつくまでに迷い、着いたのは夜で、まともにルームメイトとの顔合わせもしないまま寝てしまった。
そして起きて廊下に出てみたら、廊下に布団が敷いてある。
何事かと思って居間に行ってみると、その布団の主と思われる人物がココアを飲んでいた。髪は短く、背も低い。朝っぱらから陰惨なニュースを垂れ流すテレビを眺めながら無表情でココアを啜っている。
こちらに気づくと、おはようございますと予想通り抑揚のない挨拶をした。
挨拶を返して、なんで廊下で寝てるのと聞くと、淡々と「廊下じゃないと寝られないんです」と返してくる。あ、そう。

そのまままた彼女はココアとニュースに戻る。
3人部屋のはずだからもう一人いるはずなのに、そいつはなかなか出て来ない。
明らかにルームメイトじゃない奴らがベランダで焼肉してる。今日は土曜で学校も休みだから暫くは居座るだろう。
引越しをするなら荷物を運ばなければならないから、一旦あのアパートに帰らなくてはならないし、飯が出ないなら食料もどこかで調達してこなければならない。