ぬじろぐ

配布とフレンドに全力で寄りかかるソシャゲ日記

夢特有の

夢の中特有の走りにくさや、「飛ぶ」というにはあまりにも自由の利かない浮いた状態が、水の中でのことととてもよく似ているのに気づいた。私の場合、夢の中では何故か飛べることが多い。故に、落ちる夢というのはリアルにベッドから落ちる時くらいしか見ないのだけれど、飛ぶという表現もなんだかおかしいのである。ある程度方向の自由は効くものの、気を抜くとどんどん上へ上へと浮いてしまって、地面に戻れない。あっという間に街を一望できる東京タワーのてっぺんくらいの高さになってしまう。そして、風にふかれるとあっけなく流される。地面に戻るには、上に向かって両手で空気をかくしかない。水の中で一生懸命沈もうとするみたいに。傍から見たらとても間抜けな動作には違いない。しかし本人、必死である。何と言ったって、このままでは何処までも何処までも糸の切れた風船みたいに舞い上がってしまうのだから。幸いにも、大抵の場合はそれで地面に戻れる。そのまま上昇し続けたらどうなるのか試したことはまだない。