前置き
実写の実写映画、見てきました。
一応原作は20巻くらいまで知ってる…かな…
地元のしょぼい映画館ではやらないだろうし、頑張って遠くまで見に行かなくてもいいかな…と思ってたんですよ、当初は。
別に原作ファンってほどではないし、そうじゃなくても実写化って期待値低いしね…
って思ってたらTwitterでみんなして「上映停止されるかも」「やばすぎて地上波では放送できないであろう」「高杉の足」←最後だけなんかおかしい
とか言い出したから気になって
で、思いがけず地元で上映してたので、よし見とくかと。
見ました
聞いて想像したネタの20倍くらいアウトだった。
怒られそうなネタに言及しないで感想言おうとすると「高杉の足」しか言えなくなるの分かった。
実写化の度合い
2次元→3次元化に関してはかなり頑張ってるタイプの実写化だと思った。
少年漫画の実写化ってコスプレ感がすごくて違和感バリバリになって入り込めないことが多いんですけど、これはキャラが日本人で「SF時代劇風お下品ギャグマンガ(たまにシリアス)」というよくわからんジャンルなのでかなりマシです。
背景についても時代劇のセットが使えるわけですね。
原作のノリを全くマイルドにしないでやってくるから、これ何も知らない人が見たら福田監督を起用したせいでこうなったと思っちゃうんでは…?という心配をちょっとした。
違うんです、原作が既にこういう方向なんです まあ福田テイストが前に出すぎなところがあるのは否定しないが…
そもそもこれ原作が原作なので、邦画あるある満載クソ映画化していても逆に面白いのがずるいんですよ。
もしも実写化でメインキャラが改変されて別人になってたり、知らないヒロインが生えてきてたりしててもめちゃくちゃ銀魂らしすぎて。
パロディがすごい
原作からこういう感じなのでわかってたんですが、ほんとにやるんだ…
自社外パロディって普通ピー音やモザイクでちょっとぼかした感じにするか、「例のアレ」みたいにその物直接の単語は出さないようにするじゃないですか。全部直接ぶち込んで来る。大丈夫なのかそれ
流石にジブリだけは無理だったのか唯一ピー音が入ってたけど…
総評
全体的には、すごく 銀魂でした……単体で見るとかなりクソ映画寄りだと思うんだけど、奇跡的に銀魂の作風にマッチしてしまっているんですね…
原作知ってて、見に行こうか迷ってる人は見といたほうがいいと思います。
「私は一体何を見せられているんだ…」という気分になれます。
こんだけ滅茶苦茶やってるくせして、アクションは無駄にかっこよかったり、ところどころの画はちょっとかっこいいのが逆に腹立つwww
逆に原作を全く知らなくて、かつ下ネタも嫌いだと最悪です。
ついでにパロディの嵐なので、ジャンプ読んだこと無い・アニメサブカルネタ全然知らないってタイプの人が見ても全く面白くないと思います。
まとめ
面白さ:〇 俺たちは何を見せられてるんだ…?の困惑もでかいが、決めるところはきちんと決めているので原作を知っていればエンタメとしてもまあまあ面白い。
不快度:50% 下品ネタも多いしパロディまみれ。ダメな人はダメだと思う…とはいえ原作もそういう作風だからある意味原作再現
人に勧めたいか:△ 原作知ってるなら見とけ。原作全く知らないと危ない
再視聴:配信でなら、まあ…見てもいいかな…