ぬじろぐ

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よくある魔法の設定例まとめ

ライトノベルや有名どころのゲームで、剣と魔法の異世界ファンタジー!と一言でいっても魔法の設定は色んなパターンがあるなあと思ったので、ちょっと書き出してみました。
創作で世界観設定をするときの参考に。

ドラゴンクエスト

呪文を唱え、MP=マジックポイントを消費して使用する。詠唱は基本的に無い。
ゲーム中では特に事前の準備や精霊などと契約して力を借りているというような描写は無い。
というか、魔法全般について特に何も言われていないし、ストーリーの重要な部分と関わっている展開も少ないので魔法がどういう扱いなのか全然分からん…
魔法使いは特に珍しいものではなく、村長や長老などが簡単な魔法を使える、といった場合も結構ある。

転職システムがある作品では、その職に就けば基本的に誰でも呪文が覚えられるため、特殊な才能がなければ使えないというわけではなさそう。
DQ6における「マダンテ」など、物語のキーとなっている魔法・技については特定のキャラしか覚えられないこともある

ドラゴンクエスト ダイの大冒険」においては、呪文を使うにはまず契約の儀式をする必要があるらしい。
何と契約しているんだろう…描写からして自然の中に存在する精霊とか、そういったもののように見える。
魔法の才能がなければ、そもそも契約ができない。契約できてもすぐ使えるわけではなく、術者本人の実力が伴わないと発動できない模様。
魔力の強さによって威力がかなり変わる様子が描かれている。大魔王バーンの「今のはメラゾーマではない、メラだ」が有名ですね。
やはり基本的には詠唱は不要で、「メラ」とか「ホイミ」と呪文を一言唱えるだけで発動している。
呪文を唱えずに魔法を使っている描写もあるので、必ずしも声に出して唱える必要はなく、気合を入れるために技名を叫ぶようなものなのかもしれない。

大呪文を使う時、ごく稀に詠唱が入ることもある。
破邪の大呪文である「ミナカトール」では「聖なる光よ その御力において…」と唱えている。
天候を操る「ラナリオン」では「天空に散らばるあまたの精霊たちよ…」と詠唱しているので、自然を操る系の魔法は精霊の力を借りているのかもしれない。

参考:wikipedia ダイの大冒険 -の呪文・技

ファイナルファンタジー

扱いが作品によって結構違う。
4ではキャラクターによってジョブが固定なので、使える魔法も固定だった。召喚魔法など特定の魔法以外は特に珍しい存在ではない。

5では店で購入すると使えるようになるシステム。魔法書などを買って、自分で覚えているんだろうか。それぞれの町に普通に魔法屋があるということは、やはり魔法使いは珍しい存在ではないのだろう。

6では魔法は過去に滅びた存在。特殊な血筋であったり、魔石という特殊なアイテムを装備して経験値を積まないと使えない。物語の根幹に関わる存在になっている。

7では、6の魔石システムを継承した「マテリア」が採用されている。これを使えば一般人でも魔法が使え、天然のものが算出されたり、人工のものが出回っているので魔法自体は特に希少なものではない模様。
物語の根幹に関わる部分に特殊な魔法が存在し、これは特定の血筋のキャラクターしか使えないという設定。

各魔法の詠唱について具体的な描写はないが、FF4では魔法の種類によって詠唱にかかるターン数が変わっていたので、詠唱はしている模様。5以降はよくわからない。
召喚魔法以外は精霊や神様の力を借りているというような描写はない。術者の魔力のみで発動させているパターン?

テイルズシリーズ

作品によってあまり魔法の扱いが変わらないシリーズかも。
魔法の設定は各作品によって違うが、発動に必要な手順はブレが少ない。

シリーズ全部プレイしているわけではないので分かるところだけになるが、
ファンタジアでは当初、魔法は過去に滅びた技術だった。
というのも、ファンタジア世界で魔法はユグドラシル世界樹)から放出され大気中に存在するる「マナ」を使用して発動しており、マナが枯渇したため魔法が使えなくなり滅びた…という設定だから。これがストーリーに大きく関わってくる。
ファンタジアと世界観を共有しているシンフォニアでも魔法発動の原理は同じであろう。

この世界では、魔法は大きく分けて3つの種類がある。
魔術、召喚術、法術。
魔術はエルフとエルフの血を引いている者しか使えない。攻撃魔法が主。
召喚術は人間にも使えるが召喚対象の精霊と契約する必要があり、精霊が住んでいるところまで出向いて力を示し、認めてもらう必要があるため誰でもという訳にはいかない。
その他、法術というものが存在し、これはユニコーンの力を借りている。主に回復・補助魔法。かなり後の時代になってから理論が確立された術で、マナがない世界でも発動している。

アビス世界では、魔法は世界中のあらゆる物質を構成するといわれる「音素(フォニム)」を使って発動している。
魔法は生まれつきの適性で使えるものが決まっている。
通常の音素の分類は六種類で、普通の人間は適性が2つか3つだが、ごくまれに六種類すべての適性がある人間がいる。
また、特殊な音素である七番目の適正が物語の根幹に関わる部分となっている。

詠唱は全作品で共通して存在する。
通常魔法では詠唱のセリフが省略されているが、詠唱している様子(モーション)があり、奥義相当の大魔法以外でも全て詠唱は必要な様子。
奥義ではボイス付きでフル詠唱している。
スーパーファミコンで初代ファンタジアが出てから、ボイス付きの戦闘が売りのシリーズだしね(ΦωΦ)
「天光満つる処に我は在り…」で有名なインディグネイションは、色んなキャラが引き継いで詠唱してくれている。また、ドラマCDで召喚魔法の詠唱も披露されている。やはりこちらも詠唱が必要な模様。

スレイヤーズ

魔術が世界観やストーリーに密接に関係しているパターン。
魔術が使える条件はよくわからないが、適当に害のない魔術を教えるのがいい小遣い稼ぎになる…といったような話が出る辺り、限られた才能を持つ人間だけが使える技というわけではなさそう(才能の有無はともかく)

ちょっとした魔法でも詠唱の様子が描かれているため、すべての魔法で詠唱は必要なのだと思われる。
また、高度な呪文になると魔法薬、身振り、マジック・アイテムも必要。
呪文によって因果律を狂わせ、精神世界面に干渉してどうのこうの、という説明がある。
竜破斬の詠唱はおたくの基礎知識…そんな時代もありました…

黒魔術、精霊魔法等の分類がある。その他、どちらにも属さない神聖魔法など。
黒魔術と言われるものは、魔族や魔王の力を借りて発動している。
精霊魔術には白魔術も含まれる?厳密な分類はなく、こちらも精霊の力を借りて発動している。
スレイヤーズ世界は魔族の結界により神の力が届かないという設定のため、神の力を借りた魔術は登場しない。

また、他者の力を借りる=自分の存在の否定につながる ということで、精神体である純魔族は人間が使う魔術が使えないという設定がある。
そのため、魔族が使う魔術のようなものは実際には魔術ではなく、基本的にはすべて自らの魔力のみで発動させている技ということになる。

参考:スレイヤーズ - Wikipedia

魔術師オーフェン

この作品はファンタジー作品としてはちょっと異色かも。世界観もよくある中世ファンタジーではないし。
「魔法」と「魔術」が明確に区別されている辺りも珍しい。

この世界では魔術を使えるのはドラゴン種族のみ。というか、魔術が使えるものがドラゴン種族、という扱いなので、よくファンタジーものに出てくるでっかい爬虫類の姿をしているドラゴンはいない。
黒い犬のような姿をしたフェンリル、天使のような姿をしたノルニルなども「ドラゴン種族」である。
魔術が使える人間ももちろん「ドラゴン種族」という扱いになる。

人間が魔術を使えるかどうかは完全に才能依存で、血筋に関係している。故に、魔術を使える人間は少ない。
使える魔術の種類も血筋・種族によって異なる。
人間以外のドラゴン種族が使う魔術としては、視線を媒体として生物・無生物を問わず暗示をかける暗黒魔術、文字を媒体としてルーンを刻むことで影響を与える沈黙魔術など。

人間が使えるのは音声魔術。
声を媒体とするため発声することが魔術発動のキーになるが、特に詠唱、モーションは必要ない。
呪文もDQのように決まっているわけではなく、極論ただの叫び声でもいい。それっぽい技名を声に出している場合は、術者本人が技の効果をイメージしやすいようにキーワードを決めているだけ。

実際には「魔術」ではなく超能力の一種と思われる描写が「オーフェンVSスレイヤーズ」にある。
>「ESP(超能力)によって世界そのものに錯覚を起こさせる」

白魔術など別の魔術がどういう原理で発動しているのかについてはよくわからん(ちゃんと読んでないので)
白魔術は主に精神面の魔法で、肉体を捨てて精神だけになった魔術師がたくさんいるらしいので、霊的存在も魔術の一種という扱いなのかも。

参考:wikipedia 魔術士オーフェン

聖剣伝説

シリーズごとにゲームシステム自体がかなり違うので、あまり当てにならないかも。
それから、(作品ごとにまちまちではあるが)魔法の扱いはあまり大きくない。
魔法より「マナの木」という大きい柱があるからでしょうね。
魔法が使えることによってどうこう、という描写は特にないので、魔法が特別な技術ということはなさそうです。
聖剣LoMでは魔法学園の都市もあるし…

マナの木が出てくるのでテイルズオブファンタジアと似たような魔法の原理かと思いきや、召喚魔法寄りだったりする。
魔法を使うと属性に対応する精霊が召喚され、魔法効果が発動する…という演出なので魔法=精霊の力を借りていると見て間違いなさそう。
マナの木が超自然の力(マナ)を司るってところは変わらないんですけどね…
聖剣世界ではマナの木自体が世界の柱であり、マナが枯渇し木が枯れると世界が荒廃するというイメージっぽいですね。

されど罪人は龍と踊る

これも異世界ファンタジーとしては結構異色。
ドラゴンや亜人種などが実在している点はよくある異世界ファンタジーに近いが、人間社会は現代の地球並に発展していて電車やIT機器が存在する。
変わらないというか、一部は現実の技術を凌駕しているように見えるので、ファンタジーというよりSFといったほうが良いかもしれない。

この世界の魔法は「咒式」という名前で、科学の一種として扱われている。
魔法の原理は化学式や数式で、敵を毒殺する、爆発を起こす、など現象だけ見ると魔法と変わらないけれど、すべて実在する科学現象で説明されている。「サリンを合成する」であったり「ニトログリセリンを合成し爆発を起こす」であったり。

かなり設定が複雑なのでここでは端折って説明するが、よくあるファンタジー用語に当てはめると
魔力=咒力(これは名前が違うだけかも)
魔法の杖=魔杖剣と呼ばれる武器。咒式の発動を補助する演算装置を備えている
マナ=咒式発動に必要な元素。魔杖剣に装填した弾丸から放出される
呪文の詠唱=咒式の構築
といった感じか。

基本的には人間の魔術師(作品中では咒式士)は魔杖剣なしで咒式を発動できないが、ごく稀に魔杖剣なしで咒式を使える異能者が存在する。
魔物や魔王といったものは存在しないが、別世界から現れる高次元生命体「禍つ式」が度々強大な敵として登場する。(これはスレイヤーズでいう「アストラル・サイド」に存在し精神体の純魔族を彷彿とさせる)


参照:されど罪人は竜と踊る - Wikipedia