ぬじろぐ

配布とフレンドに全力で寄りかかるソシャゲ日記

話題の自動着色ツールをWindow10で動かすまでのメモ

ここ数日話題の自動着色プログラムを、ローカルで動かせるようになるまで の記録です。
プログラムとか全く分からんド素人がやってるので、変なところがあるかもしれませんが見逃してください。
あと、手っ取り早く成功例だけ見たい場合は、下の「仕切り直し」までスクロールしてください。

公式
http://qiita.com/taizan/items/7119e16064cc11500f32
作者が公開しているデモ版
http://paintschainer.preferred.tech/

pythonで動いているようなので、pythonをインストールするところから。
環境はWindows10、メモリは16GBだっけかな?CPUはCore i5です。
外付けHDDにインストールしてます。

引っかかったところ

まずはpython3.5を適当な場所にインストー
https://www.python.org/
Downlod→WindowsからPython3.5をダウンロードしました。

インストールできたら、とりあえず落としてきたプログラムを実行してみる。
> cd/d E:\PaintsChainer
> python server.py

numpyを入れろと怒られたのでインストー
http://qiita.com/mojaie/items/241eb7006978e6962d05

> python -m pip install numpy

んで、これで大丈夫かとserver.pyを叩くと今度はchalnerとやらがないと怒られる

> python -m pip install chainer --no-cache-dir

次はcv2が欲しいと申すか。言われるがままインストールする
http://opencv.blog.jp/python/ver3_install

書いてある通りcv2をDL&インストールして、出てきたファイルをpythonのフォルダに入れる。
cv2が入ってるフォルダの名前がPython2.7みたいなので嫌な予感がする。
で、もっかいpython server.pyを叩いてみると相変わらずcv2が無いと言われる。
あーこれなんか違うな、と思いつつ、とりあえずぐぐる

http://shutosg.hatenadiary.com/entry/2016/02/18/003536
うーん、scipyも入れろってこと?
> python -m pip install scipy

入れました。これでどうだ?
やっぱりcv2がない?って言われてももうお手上げ状態だしなー
わからなくなったので一旦pythonをアンインストール。
Twitterを見たらどうも同じ所で躓いた人がいるらしく、Anaconda(Python本体とよく使われるモジュールがセットになっているもの)を入れたほうがいいとのこと。
しかしそこから先の道のりも長いようで、こりゃ無理だと断念……してたら夕方頃にCPUで動かせるようにしたとのツイートを発見。

仕切り直し。

http://itsukara.hateblo.jp/entry/2017/01/29/064926
こちらを丸ごと参考にさせていただきました。
Windowsでの簡単なインストール方法 の項目をそのまんま実施。

Anaconda
https://www.continuum.io/downloads
Python3.5(64bit)を入れました。
学習済ファイルは256,512どちらもダウンロードして指定のフォルダに入れておきます。

さて、これでできるかな?とコマンド実行してみるも引っかかる…
http://d.hatena.ne.jp/aremokoremo/20140507/1399475248
これと同じエラーでした。numpyを入れ直してみる

>pip install -I numpy

再度コマンド実行。
今度はnumpyも無事読み込めた…が、cv2がないと言われる。またか。
参照:http://hikuichi.hatenablog.com/entry/2015/12/22/124044

>conda create -n opencv numpy scipy scikit-learn matplotlib python=3
>conda install -c https://conda.binstar.org/menpo opencv3

はい、入れました。
>import cv2
エラーが出ないのでインストールできてるはず。こんどこそ…

>python server.py -g -1

やったー!動いた!
ブラウザから以下にアクセスしてみる。
http://localhost:8000/static/

f:id:huzisato:20170130001351j:plain
ちゃんと動いてますね。
大きめの画像使うとやっぱりちょっと時間かかりますが、エラーで画像が表示できなかったりするweb版よりストレスないです。
これは500px×500pxくらいの画像で、1分くらいでできました。