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ぬじろぐ

メモです。議論やコメントは受け付けておりません。当方オタクの女ですので、唐突に腐ったりします。注意。

トラブル・犯罪を起こした人がやり直すことの是非

所感

酒鬼薔薇の手記が出版されたことで、犯罪者が名前を隠して人並み以上の生活をすることをよしとするか?という問題がちらほらと話題になっていますね。
例によって結論はないけど、メモ的に考えたことを書いておきます。

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何らかのトラブルを起こしてコミュニティにいられなくなり、名前を隠して、あるいは自分を知る人が居ない別のコミュニティへ移動し、やり直す。
人間関係がうまくいかない等の場合、どうしても馬が合わない、考えが合わないという人は存在するから、場所を変えてみるのも一つの手であると思う。
しかしトラブルの原因が環境やタイミング等ではなく、本人にある場合やり直しの機会をどこまで与えるべきか?

どこへ行ってもトラブルを起こすというのは、本人もしくは、大きな括りの社会のシステムに問題があるということになってくる。
本人に改善の意志がないとか、社会システムに対応できない人がどうすれば良いかの対策を考えない限りは、場所を変えても意味が無いから、永遠に同じことをくり返す。

周囲としては、また同じことを繰り返されてはたまらないから「逃げるなんてとんでもない」ということになる。

しかし、本人が反省して改善の努力をしており、成果が出ているのに周囲が認めず偏見の目で見続けることは、それはそれで問題がある。
逃げて別の場所でやり直さずとも良いようにするには、本人が反省し、態度で示し続けること。そして、周囲がきちんと反省や改善を認め、評価すること。
この両方が大事なんだと思う。

でも、本当に反省し改善の努力をしているか?なんてものは長い目で見た結果で推し量るしかないから難しい。周囲にも余裕が無いとできない。
本当に反省しているのかなんて本人以外はわからない。
多分、本人にすらわからない。

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取り返しのつかない犯罪の場合はどうだろう。例えば殺人であったり。
私個人としては、犯罪者であろうとも更生しまじめに働いているならば、人並みやそれ以上の生活を手に入れることはあまり問題ないと考えている。
あるいは、犯罪に手を出さず、本人の能力を活かしてお金を得ているなら。
元犯罪者であろうと、働きに対しての対価は公平に支払われるべきだと思う。
それに、反省してまじめに働いてもまともな生活ができないという諦めは再犯を生む。

ただし、酒鬼薔薇の手記のような出版物については別。凶悪犯罪を起こして得た知名度を使い、被害者をダシにして本を売っている。
凶悪犯のポエムのような本だから売れる。文章がうまかったり、内容に価値があるからじゃない。

他人を犠牲にして己の欲望を果たすといった意味では、同じことを繰り返している。
反省していないと捉えられるのも仕方ないと思う。
そして、無関係の人間を自分の欲望のために殺した、といったような犯罪の場合は「本当に反省しているか周囲が長い目で見守る」なんて悠長なことは言っていられない。