読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぬじろぐ

メモです。議論やコメントは受け付けておりません。当方オタクの女ですので、唐突に腐ったりします。注意。

023 忘れること

考える人に100のお題

人間の脳の優れたところは、忘れる機能がついているところで、これは順番としては覚える機能が付いたというほうが正しいのでしょうけれど、ここではコンピュータなんかと比較するためにあえてそう呼ぶことにします。
コンピュータも同じく、後から「覚える機能」がついたわけですが、こちらは一度覚えたら壊れるまで勝手に忘れたり勝手に優先順位をつけたりしません。それが利点でもあり欠点でもあって、片っ端から記録してどんどんデータを増やしていくとやがてはHDDの容量がパンクしたり、検索にものすごい時間がかかったりするわけです。
PCにはメモリとHDDがあって、メモリが人間の脳みそでいう海馬、短期記憶ですね。今使うデータを記憶しておくけれど、一時的なものなので容量も少ないし、電源を切ったら忘れます。いっぱいになると処理が遅くなったりするので、適度なタイミングでクリアされます。
対してHDDは長期記憶で、人間の脳みそでいうと大脳新皮質。電源を切ってもデータが消えない。
昔のPCはHDDがなかったのです。生き物の脳みそも同じで、進化の過程で大脳新皮質を獲得する前は、長期記憶ができなかった。
んで、ここからがPCと人間の違いなのですけれど、人間はものごとを記憶するときラベルを付けて選別、圧縮します。不要なものは忘れる。単純化する。似たようなものが既に記憶にあるときは、個別の事柄として認識しない。ときには、誤認して全然違うものにすり替えて覚えていたりする。
ただ、人間が忘れる機能をなくして全ての記憶を保持できるようになったらどうなってしまうのか、というのは実際にはわからないわけです。
本当はすべての事を覚えていて、思い出せないだけだという人もいますし。
忘れることができなくなった人が、どうなるのか…あんまり嬉しいことにはならなそうですけどね。

出来事自体を忘れていたら、本人は「忘れた」とも認識できないし、思い出した記憶は本当に過去にあったことで、忘れていただけですか?とか、そういう記憶系の話はSFでもホラーでも好きなので誰かください。

広告を非表示にする