ぬじろぐ

メモです。議論やコメントは受け付けておりません。当方オタクの女ですので、唐突に腐ったりします。注意。

めだかボックス感想と戯言についてのあれやこれや

電子書籍で1〜20巻をまとめ買いして一気読みしたので考えたこととかつらつらと。

すごくわかりやすいけど、一番好きなキャラは球磨川ですね。うんw
失速した失速した言われてるけど、球磨川事件以降、球磨川見たさに読んでると言っても過言ではない状態になりつつある。
あの頃の球磨川も好きだったけどね。他のキャラに「こいつに心なんてあったんだ…」って反応される通り、哲学的ゾンビみたいで、ほんと気持ち悪いキャラだった。演出うまいよなぁ。
すっかり丸くなってしまった今(20巻時点)の球磨川も好きですけどね。

括弧つけた『』ってしゃべり方、アニメでどうなるんだろうと思ったら普通に喋ってました。そりゃそうか。
高校3年生なんだよね…先輩だもんなあ。絶対先輩に見えないよね…後輩顔だよ…たぶんこの先もかわらぬ童顔なんだろうなあ。中学生のパンツに全力で食いつく高校3年男子って相当やばい気もするけどな。阿良々木くんと仲良くなれるんじゃないですかね?

童顔と言えば、戯言使い・いーちゃんにもいろいろ被るところがあるキャラで。
彼も第三者からは気持ち悪い気持ち悪い言われてましたが戯言は本篇が基本いーちゃんの一人称視点であんまり実感なかった。けど、球磨川を見てなんとなくこんな感じの気持ち悪さなのかなって。
あーたしかに気持ち悪いわ。
いーちゃん無為式とか、過負荷になるんでしょうかね。でもあれ、本人の意思じゃないしな。性質っていうか、周りが勝手にそうなるだけで本人はなにも感知してないわけだし。
かといって絶対にプラスではない。
マイナスというのは能力如何ではなく心のありようだって言われてたけど、そういう意味ではいーちゃんはすごくマイナスな気がするし、でも笑わないしなあっていう。
零崎人識のゼロに対応するんだからやっぱりプラスでもマイナスでもなく、いーちゃんもゼロなんだろうな。

痛みに鈍感というか、死にあまり抵抗がないっぽいあたりが妙に似てるんですよね。一応死ぬのは嫌っぽいですけど。
球磨川の場合は「大嘘憑き」で無かったことにできるってのもあるんだろうけれど、能力を得る前から倒されても平気な顔で立ち上がるってところは変わらなかったみたいだし。
いーちゃんのほうはそんな特殊能力ないから、毎回大怪我しては入院を繰り返してるわけですが。

宗像くんの殺人衝動は零崎なんだろうかーとか。世界観は共有してないみたいだけど。

感想まとめなんか見てて、安心院さん(現実)が登場したとき、彼女の目的はいったい何なのか?って話で西尾維新読んだことないっぽい人が「スキルを集めて神になろうとしてるとか?能力がある奴は餌でそうでなければ屑と思ってる」って言ってるのを見てニヤニヤしてしまう。
「どちらでもいい」「どれでもいい」「どうでもいい」
「善いも悪いも」「結局のところ全部同じ」
戯言シリーズの狐さんしかり、刀語七実しかり、物語シリーズの羽川しかり。
それが西尾作品における【悪】だってことを知ってると、そういう発想にはならないだろうからなー。

悪平等って言葉は存在するんですよね。平等=正義だと勘違いするとこうなるというか。
だからといって、平等が悪というわけでもないと思うのですけどね。
平等は正義でも悪でもない。その行為や思想や結果を勝手に正義だの悪だのつけてるのは単に実行する、あるいは受け取る人間の側。

しかし話は戻りますが、他社から出してる小説で今まで散々ジャンプをネタにしてきた西尾さんですよ。
既存の枠組みやお約束をネタにしてきた作者ですよ。
これが連載されてるのがまさしくそのジャンプなのだから、そのことを逆手に取った何かをやらかすにきまってるじゃないですか。

立ち位置的に
球磨川いーちゃん
安心院さん=狐さん
ときたら、やはり
めだか=人類最強(青色の属性も入ってる?)
なのだろうか。

善吉くん?あー、うん?うん…いや、好きですよ。好きなんだし格好いいと思うんだけどもあの子なんというか、普通、じゃん…?
少年漫画の主人公はこうあるべきだよねうん、っていう…
西尾さん、球磨川でジャンプの三大テーマである「友情、努力、勝利」をひっくり返してると思いきや、善吉くんを主人公としてみた場合はきっちりこのテーマを守ってるんだよね。あと、やたら女の子の着替えに遭遇するラッキースケベとかかなり主人公補正じゃないですか。めだかちゃん以外眼中にないためか、複数の女の子から好意を寄せられてるのにフラグが全く立たないのは恋愛物の主人公としては失格ですが。
作品中では、めだかが主人公属性を持ってるっていうことになってたけど、この作品の主人公は善吉くんだよなって思うのはその辺。

高貴くんはね、普通にいい奴すぎてキャラ薄い(ひどい)

そうそう、西尾さんの作品って超人の奇抜な能力バトルとか言葉遊びとか、既存のお約束を逆手に取った展開とかに目が行きがちだけど、人間の内面の成長っていうのかな、変わる過程というか。案外そういうものをテーマにしてるんじゃないかって最近思いました
刀語が一番わかりやすいかなー。
インタビューでは、エンタテインメントで消費されるための小説です、みたいなこと言ってるけどね。

ついき。

いーちゃんの本名って結局戯言本編では明かされませんでしたね。
戯言ディクショナルにも、結構いい名前らしいことが書いてあるんですが・・・
http://bunbunmei.jugem.jp/?eid=272#sequel

戯言シリーズ1作目に「赤神イリア」ってキャラがいて、やはりすごい家柄のお嬢様なんだけど、めだかボックスのほうでは戯言に出てきた名前や一族については全く触れられないし世界観は共通してないっぽいですねぇ。残念。
赤神と黒神って昔話もあるくらいなんで、なにかあるかなーと思ったのですが。

アブノーマルの13人が13階段に相当だとおもうんだよねー。
半纏さんもね。反転とかけてるんだと思うのだけど、戯言シリーズのラスボスで悪役の狐さんの名前が「西東天」だったので。
この人の立ち位置が安心院さんとその影武者、半纏さんだと思うんだけど、そうしたら半纏=半天=半分の天、って意味で合うかなと。