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ぬじろぐ

メモです。議論やコメントは受け付けておりません。当方オタクの女ですので、唐突に腐ったりします。注意。

やる気がない

(((┌┤´д`├┐)))わさわさわさわさ
暑中見舞をどうしようかと考え中…

昨日朝家を出るときに階段で転んで足を捻挫(?)するという初めての体験をしました。
階段で転ぶのが初めてなのではなく捻挫が初体験
幸い骨には異常なしですが、痛いのでちょっと不便です。ところで貰った湿布がですね、おなじみの白いやつではなくサロンパスみたいな色と形なのですが、これ肩に貼っても大丈夫ですかね…←相変わらず肩こりが酷くて
3連休よ早く来い。

虐殺器官 伊藤計劃/早川文庫

そうだ、ライトノベルじゃなかったんだ…

作者さん亡くなったのはだいぶ前に知ったのですが、文庫がどこの本屋行っても山積みになってるのでそういえば読もうと思ってたんだっけなーと思い出して買いました。
舞台はちょっと未来の話でSF、言葉と現象どちらが先に存在するのか?とか、色々興味深いテーマを扱ってます。
9.11後の世界中でテロが起こりまくって混沌とした時代+SF要素+人間の倫理って何、みたいな感じ。言語をテーマに持ってきてる時点で私大喜び。

善人でも宗教のせいにして人は悪事を働くし。仕事だからしょうがないんだと自分に言い聞かせて人を殺す。仕事で殺しても精神病になる人はいるのに、まして、仕事とは関係ないところで人の生き死にを決定したとき人はどうなるか。
そして、無神論者であるが故に、自分の決断を宗教のせいにもできなかったら。
その答えがこの主人公。(実際には無心論者だと思っている、のですけれど)

残酷な描写は確かにあるのですけれど、主人公の性格もあるのか全体的に淡々とした印象でした。一人称が「ぼく」でどっちかというとテンション低い思索的なほうで、文学的素養がある米国軍人(暗殺部隊)
っておい…どんな外見を想像すればいいんだ。
同僚のウィリアムズは典型的アメリカじーん!辛気臭い顔してないでピザとビールかっ食らいながら映画見ようぜ!ってタイプなのに。こっちは分かりやすい。
あともう一人の同僚はなんか眼鏡の青年のイメージでした。敬虔なクリスチャンで始終丁寧語なんだもん…

熱い友情とか恋人が死んでお涙頂戴とか「俺…この戦争が終わったら結婚するんだ」みたいなのはないです。
いや、同僚とか出先で仲良くなった人とか死ぬことは死ぬのですけど。
一点だけ惜しいと思ったのが、解説にもあったけど、虐殺の文法についてもうちょっと詳しい設定あったらよかったなぁ。設定厨ですから!
でもすごく面白かったです。有機的な機械(って言えばいいのかなぁ)が結構出てくるので、映像化したらちょっとグロいな。

無神論者ですって、誰のせいにもできないってことなのにね。
日本では、無知とか、生活の一部になりすぎて普段意識しなさすぎるゆえに、とりあえず信仰してる神様はいないとか、宗教=なんか怪しい、というイメージで無心論者ですよーといってるような感じ。
宗教や神様とまともに向き合おうとする以前の状態というか。

日本ではふーんで済みますが、海外では「無心論者」というのは道徳教育を受けてない野蛮人ですといっているのと同じような意味なんだそうです。道徳も教育も文化も宗教ありきなので。
この辺りが日本人と外国人の意識の違いっぽいですね。

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