ぬじろぐ

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読書

神を見た犬 ブッツァーティ 関口英子・訳/光文社古典新訳文庫

神を見た犬 (光文社古典新訳文庫)

神を見た犬 (光文社古典新訳文庫)

イタリアの奇想作家(とオビに書いてあった)ディーノ・ブッツァーティの短編選集。
浅学にして知らなかったんですが、有名みたいです。現代イタリア文学の巨匠。
ファンタジーっぽいのから、皮肉でどことなくユーモラスなものまで。筒井康隆みたいな感じか。全体的に、なんとなくニヤニヤしてしまう本。
まだ途中なんですが、忘れそうなので読んだ分だけ感想を…

天地創造

いかにして地上の多種多様な生物は創造されたか。しつこい天使がひとりいたから人間ができた、って話。あんまりしつこすぎてめんどくさくなったから「わかったよ、OK出してあげるから、もうついてくるのやめれ」って感じがするんですが。最終的に折れた神様の判断は果たして正解だったんですかね?

コロンブレ

皮肉。まあ、人生って案外そんなもんのような気がする。

アインシュタインとの約束

アインシュタインと悪魔の話。アインシュタインも兵器を作るために法則を発見したわけじゃないんでしょうけどね。

戦の歌

御伽噺のような。

七階

下の階になるほど重病の患者が収容されるという病院に入院した男。
ずるずると最下層まで落ちてしまう、その焦燥がすごく伝わってくる。

聖人たち

おちゃめさんな聖人たちがかわいい。自分って影が薄いな〜と、存在を思い出してもらうために起こしたちょっとした奇跡の内容が「肖像の目を動かす」って…どう見ても学校の怪談レベル。

グランドホテルの廊下

みんな人の目は気になるんだ(笑)すごく日本的だなぁと思いました。オチが…!

神を見た犬

疑心暗鬼ってこういうことをいうんだろうな。物言わぬ犬だから余計に、誰にも真相がわからない。見栄っ張りな町の人たちの言い訳がまたすごい。この町の人たちはみんなツンデレ(違)

とりあえずここまで。

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